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Googleはスペルミスから生まれた――IT企業の社名あれこれ:今日から使えるITトリビア(2/2 ページ)
見慣れてしまったYahoo!やGoogle、IBMなどの社名だが、その由来をご存知だろうか?
「Yahoo!」末尾の“O”はOracleから
そのオラクルが社名に含まれているのが、ヤフーだ。Yahoo!の名前は、「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」というデータベースの略称だという説が有力。ただし、開発者のデビッド・ファイロとジェリー・ヤンは、ならず者を意味する英単語だと主張しているという。また、かけ声の「ヤッホー」という意味の「Yo-ho!」を掛けているとも言われており、実際に1994年の創業当時には、ヤフーではなくヤッホーと呼ぶ人もいた。
なんとスペルミスから生まれたというのが、グーグルだ。Googleは、10の100乗を意味するgoogol(グーゴル)を間違え、ドメイン名を「google.com」と登録したことが由来になっているという。正しく登録されていれば、検索することを“ググる”ではなく“グゴる”と言っていたかもしれない。
こうして見てみると、ユニークな社名の付け方が多いことに驚かされる。あなたの会社の名前の由来は何ですか?
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Oracle(オラクル) | Google | Yahoo! | Cisco Systems(シスコシステムズ) | 松下電器産業(パナソニック) | Intel | Microsoft(マイクロソフト) | Adobe Systems(アドビシステムズ) | カシオ計算機 | 日立製作所 | IBM | ラリー・エリソン | マイケル・デル | スタンフォード大学 | 東芝
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