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SANSサイトは危険サイト? McAfeeソフトが誤認識:現在は修正
McAfeeの危険サイト警告ツールが、SANS InstituteのWebサイトを「危険サイト」に分類してしまった。
米McAfeeが提供している危険サイト警告ツール「SiteAdvisor」が、セキュリティ研究・教育機関であるSANS InstituteのWebサイトを「危険サイト」に分類してしまう問題が起きている。SANS Internet Storm Center(ISC)が7月30日にサイトで報告した。
sans.orgが危険サイトと認識されたのは、CVAニュースレターでサードパーティーのWebサイトにあるエクスプロイトサンプルにリンクを張っていたことが原因だという。これに伴いsans.orgのサイトにリンクしているgiac.orgとsans.eduのサイトも危険サイトの「レッテル」を張られてしまった。
SANSは、SiteAdvisorのWebサイトを通じてコメントを提出。McAfeeがこれを受けて対処し、現在はsans.org、sans.edu、giac.orgとも、安全サイトを示す緑のボタンが表示されるようになったという。
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