米Googleは8月2日、同社のブログサービス「Blogger」で、1日に一部のブログをスパムと誤認したことを謝罪するとともに、スパムとされたために更新できなくなっていたすべてのアカウントを復旧させたことを明らかにした。
公式ブログによると、アルゴリズムがこれらのブログをスパムではないと判断したにもかかわらず、データ処理コードがブログにロックをかけていた。同社はこのバグを解決し、今後Bloggerのデータに影響を与える前にこうしたバグを発見できるよう、監視を強化するという。
今回の問題についてGoogleは、ユーザーの信頼を裏切る行為だったと陳謝。ユーザーが自分のデータのバックアップを取るためのインポート、エキスポートツールの開発に取り組んでいることも明らかにした。
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