米Googleは8月18日、携帯電話プラットフォーム「Android」用ソフト開発キット(SDK)のβ0.9をリリースした。Androidのサイトからダウンロードできる。
このβ版で開発したアプリケーションが第4四半期に発表される予定の実機で完全に動く保証はできないが、APIは安定しており、今後大きな変更は予定していないという。主な変更点は以下の通り。
- ホーム画面に大幅な変更を加え、正式版(SDK 1.0)とほぼ同じに
- アラーム、計算機、カメラ、音楽プレーヤー、画像ビューア、メッセージング機能などの新たなアプリケーションの追加
- Eclipseユーザー向けXMLレイアウトのプレビューツールなどの追加
- 多数のAPIの変更。これでほぼ正式版と同等に
- 多数のバグフィックス
また、これまであったGTalkServiceをセキュリティの問題で削除し、BluetoothのAPIも削除した。
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新しいバージョンではユーザーインタフェースが刷新され、アニメーション作成やMIDIなどのオーディオフォーマットがサポートされている。
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