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SSH鍵によるLinux攻撃はDebianの脆弱性が影響「弱い鍵」は更新を

攻撃にはDebianの「弱い鍵」の脆弱性が絡んでいる可能性があるとSANSが指摘した。

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 rootkitを使って盗み出したSSH鍵を使い、Linuxベースのコンピュータインフラが攻撃されている問題で、SANS Internet Storm Centerは8月26日、この攻撃にはDebianの「弱い鍵」の脆弱性が絡んでいる可能性があると指摘した。

 数カ月前に発覚したDebianベースシステムの脆弱性では、暗号鍵の強度が非常に弱いものとなってしまう恐れがあり、盗まれた鍵のソースにこうした弱い鍵が含まれている可能性があるとSANSは解説。影響を受ける鍵の更新・置き替えをまだ実施していない場合は、今すぐ実施した方がいいとしている。

 最大の防御は、すべての鍵、特にリモートマシンへの認証に使っている鍵やインターネットに接している鍵にパスフレーズをかけておくことだという。SANSは管理者らに対し、ログを調べて仕事上の関係がないリモートのマシンからアクセスされていないかどうかチェックするよう促している。

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