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SymantecのNetBackupに脆弱性、エクスプロイトも出現

悪用されると情報流出やシステム情報の破損につながったり、任意のコードを実行される恐れがある。

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 米Symantecは9月24日、企業向けバックアップ製品「Veritas NetBackup Server/Enterprise Server」に脆弱性が見つかったとして修正パッチを公開した。この脆弱性を突いたエクスプロイトコードが既に出回っているという。

 Symantecのアドバイザリーによると、脆弱性はNetBackup Server/Enterprise Serverのスケジューラに存在し、Windows版の全バージョンが影響を受ける。悪用されると情報流出やシステム情報の破損につながったり、任意のコードを実行されたりする恐れがある。

 ただし、脆弱性を悪用するためには認証を受けたユーザーの介入が必要とされ、Symantecの深刻度評価は「中」程度となっている。脆弱性を突いたエクスプロイトも出回っているが、実際にユーザーが被害を受けたとの情報は入っていないという。

 Symantecは、LiveUpdateなどを使って脆弱性に対処するアップデートをリリースしており、全ユーザーに対して適用を呼びかけている。

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