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WebKitが「Acid3」に満点で合格
Safari、Google Chromeなどに採用されているWebKitが、Web標準準拠測定テストの「Acid3」をパスした。
米Appleが中心となって開発しているオープンソースのWebレンダリングエンジンで、SafariやGoogle Chromeに採用されている「WebKit」の開発チームは9月25日、WebKitが「Acid3」に満点で合格したと発表した。Acid3に満点で合格したエンジンはWebKitが最初という。
Acid3は、WebブラウザがWeb標準に準拠しているかどうかを測定するテスト。WebKitは以前に、幾つかのテストで100/100のスコアを獲得し、リファレンスレンダリングでも満点だったが、アニメーション再生の滑らかさではまだ合格していなかった。
しかし今回、JavaScript、DOM、レンダリングの高速化の結果、推奨されるハードウェアでのアニメーションのスムーズな再生でも満点を獲得、Acid3の全テストを完全にパスしたという。開発チームは2.4GHz MacBook Proでテストを行った。
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ブラウザで100問のミニテストを実施すると、そのブラウザがどの程度標準に準拠しているかが数値で表示される。
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