丸紅情報システムズは10月7日、人事情報とアカウント情報を連携するソフトウェア「V-Frame モア」を発売した。人事異動などによるアカウント変更などの作業を自動化する。
新製品は、人事システムから最新の人事情報を受け取り、既存の人事情報と比較して、入社や退社・異動などの変更内容を差分データとして自動的に抽出する。差分データからMicrosoftのActive DirectoryやExchange Serverなどのアカウント情報を自動更新する。なお、自動化するには同社のアカウント管理製品「V-Frame コア」が必要になる。
これにより、アカウントデータの誤入力や退職したユーザーアカウントの消し忘れの防止、人事発令に伴うアカウント変更作業の負担軽減などが図れるという。
製品価格は、V-Frame モアが270万円(税抜)、V-Frame コア80万円(同)となっている。
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これまでユーザー管理のアカウントは個別にシステム構築されることが多かった。しかし煩雑さと個人情報保護のコンプライアンス遵守のために、統合認証基盤によるシングルサインオン環境を構築するアイデンティティマネジメントが企業に求められている。
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