オープンソースのブログソフトウェア「Blosxom」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が見つかった。情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERT コーディネーションセンターが10月20日、JVN(Japan Vulnerability Notes)で公表した。
脆弱性はBlosxom 2.1.1以前に存在する。エラーページやプラグインページなどを出力する際の処理に問題があり、悪意のある第三者が細工したHTMLやJavaScriptを読み込むと、ユーザーのマシン上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。
開発者コミュニティーは脆弱性を修正したBlosxom 2.1.2を公開し、特にWebプラグインのブログ投稿ツールなどを利用しているユーザーにアップデートを促している。また、アップデートが困難な場合の回避策として、blosxom.cgiのerror headテンプレートですべての「flavour」を削除するようにアドバイスしている。
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