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ベネフィット・ワン、会員企業向けシステムをRed Hat製品群で構築
企業の福利厚生業務のアウトソーシングサービスを展開する業界最大手のベネフィット・ワンは、会員企業向けのシステムをRed Hatの製品群で構築した。約345万人の会員向けサービスを支える大規模事例として注目される。
企業の福利厚生業務のアウトソーシングサービスを展開する業界最大手のベネフィット・ワンは10月28日、9月末にリニューアルした福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」の会員向けポータルサイトの構築にRed Hat製品を採用していることを明らかにした。約345万人の会員向けサービスを支える大規模なオープンソースベースのシステム事例として注目される。
従来からベネフィット・ステーションのシステムにはアプリケーションサーバ製品の「JBoss Application Server」が用いられていた。会員数の増加によるミッションクリティカルなシステム運用が求められ新システムが検討された結果、「JBoss Enterprise Application Platform」およびOS部分を「Red Hat Enterprise Linux」でシステムを構築することを決めた。Webフロントとなるベネフィット・ステーションだけでなく、バックエンドの業務システムでもJBossEnterprise Application Platformが10台以上のサーバで採用されている。
採用の決め手として同社は、レッドハットが提供するフルレンジのオープンソースコンサルティングサービス「グローバル・プロフェッショナルサービス」などサポート面を中心に挙げている。
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