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Sunと富士通、SPARC64 VIIプロセッサ搭載のエントリモデルを発表
Sunと富士通は、ミッドレンジ製品以上ですでに採用しているSPARC64 VIIをエントリモデルにも採用した。
米Sun Microsystemsと富士通は、最大4コアのSPARC64 VIIプロセッサを1個搭載するエントリモデルのサーバ「SPARC Enterprise M3000」の販売を開始した。
同製品は、同社のミッドレンジ製品以上ですでに採用しているSPARC64 VIIをエントリモデルにも展開したもの。ハードウェアレベルの命令リトライ機能、キャッシュメモリ動的縮退、拡張ECC機能といったRAS機能も実装したことでメインフレームレベルのRAS機能をエントリモデルでも享受できるようになった。サイズは2RU(ラックユニット)とコンパクトだが、PRIMEPOWER 450やSun Fire V445といった従来型サーバで稼働していたエンタープライズアプリケーションの移行先として最適であるという。
熱や音の問題については、2つの冷却ゾーンとファン回転数の多段階制御機能の実装により、従来型サーバと比較して消費電力を約50%削減、標準的なサーバ設置環境で47dBという静音性を実現した。
価格は210万円から。SPARC64 VIIはコアが4個のものを当初は出荷するが、コアが2つのモデルも提供予定。なお、両社は2009年に2.8GHzのSPARC64を出荷予定で、その後もSPARC64とUltraSPARCの強化を行う予定。
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