オバマ次期米大統領、政権移行サイトにCreative Commonsを採用
「オープン、透明、参加型の政府」に向けた取り組みの一環として、オバマ次期米大統領の政権移行サイトにCreative Commonsが採用された。
次期米大統領に就任が決定しているBarak Obama(バラク・オバマ)氏の政権移行サイト「Change.gov」は米国時間の12月1日、同WebサイトのコンテンツにCreative Commonsのライセンス「Creative Commons Attribution 3.0 License」を適用することを発表した。オバマ氏が目指す「オープン、透明、参加型の政府」に向けた取り組みという。
Change.govは、次期大統領のObama氏と次期副大統領のJoseph Biden氏による政権移行プロジェクトの公式サイト。Creative Commons Attribution 3.0 Licenseは、最も制約が少ないライセンスとなる。
現在、同サイトの著作権の項目には、「特に記述がない場合、このサイトのコンテンツはCreative Commons Attribution 3.0 Licenseを採用する。コンテンツとは、Obama-Biden政権移行プロジェクトが掲示したすべての資料を含む。Webサイトの訪問者は、自分が提出したものに対し、このライセンスの下で非独占的、取り消し不可、ロイヤリティフリーのライセンスを提供することに合意する」という文章が掲載されている。
Creative Commonsは同日ブログにて、これを評価して、「新政権が、Web上での政府のオープン性を重視していることを示すもの」とコメントしている。
スタンフォード大ロースクール教授で、Creative Commonsの発起人でもあるLawlence Lessig氏も自身のブログでこれを評価している。
編集者の一言
わが国の首相のサイトは、と思い見てみました……が、ここからリンクされる首相官邸HPのほうが、コンテンツは充実しているようです。特に政府インターネットテレビに、思いのほか見入ってしまいました。(石森将文)
Copyright © 2010 OSDN Corporation, All Rights Reserved.
関連記事
オルタナブログ通信:iPhoneにも進出? オバマ氏圧勝で国民が期待するものは
175組を超えるオルタナティブ・ブロガーが、ITにまつわる時事ネタなどを日々発信しているITmediaのビジネス・ブログメディア「オルタナティブ・ブログ」。今週はその中から、Googleとプライバシー、iPhone、迷惑メール、小室哲哉、アメリカ大統領選、不況などを紹介しよう。
職場活性化術講座:リーダーのあなたも「Change!」――変革のパイロットとなれ
オバマ次期米国大統領のスローガンではないが、大きな変化が日常茶飯で起こる今日、リーダーはチームの中でどう働きかけをすればよいのか。変化を受け止めるだけでなく、マネジメントしていこうという姿勢が問われる。- 米国防諮問機関、オバマ氏にサイバーセキュリティ対策要請
ブッシュ大統領は「National Cyber Security Initiative」を進めていたが、「高度な脅威に対抗するサイバーセキュリティ改善策ほとんど進んでいない」と国防科学評議委員会は報告している。
オバマ氏当選に便乗のスパム、「BarackObama.exe」でトロイの木馬に感染
オバマ氏の勝利演説が見られると思ってリンクをクリックすると、情報を盗み出すトロイの木馬に感染する。
シュミット氏がオバマ候補の遊説に参加へ――Googleにとって裏目に出る恐れも
Googleのエリック・シュミットCEOが、民主党大統領候補のバラク・オバマ氏の選挙遊説に同行する考えだ。Googleによると、シュミット氏とオバマ氏は、ITに関する考え方が近いという。しかし共和党大統領候補のジョン・マケイン氏が選挙に勝った場合、シュミット氏の行動が裏目に出る恐れがある。

