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社外PCを検疫、NTTデータ先端技術がリモートアクセス対策の最新版:NAPなどに対応
NTTデータ先端技術は、社外から企業ネットワークへの接続を要求するPCのセキュリティ状況を検査する検疫システムを発売した。
NTTデータ先端技術は12月4日、リモートアクセス検疫システム「NOSiDE Inventory Sub System/リモートアクセス管理」を発売した。社外から企業ネットワークに接続するPCのセキュリティ状態を把握できる。
同システムは、社外からリモートアクセスするクライアントPCの設定(OSパッチ、ウイルス対策ソフトウェアのバージョン、ファイアウォールなど)を検査し、適合したユーザーのみ接続を許可する。不適合の場合はパッチ適用などのセキュリティ対策を提供する。
クライアントの検査を行うための検疫サーバとして、マイクロソフトのWindows Server 2008やSQL Server 2008、Hyper-Vに対応。クライアント側では64ビットWindows環境をサポートした。
価格は157万5000円(同時接続100ユーザー)から。対応OSは、Windows Server 2008、SQL Server 2008、Windows XP SP3、Windows Vista SP1。今後3年間で1万ライセンスの販売を見込む。
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