大塚商会は、中国における暗号化製品の使用申請支援サービス「暗号製品利用らくらくパック」を12月15日から拡充する。中国当局への申請に加え、現地での円滑な利用も支援するという。
従来は、中国へ暗号化した機器を持ち込む際に必要になる認可取得に関するアドバイスや申請手続きの支援などを提供していた。しかし、認可取得後も現地当局による監査や利用調査などが行われることが多く、取得後の運用に対する支援が求められていた。
拡充するサービスでは、認可証発行後の運用支援や問い合わせ対応、出張者の支援、監査対応支援、暗号局関連の情報など提供する「アフターサポート」と、暗号製品の利用申請をする際に同社の上海子会社「オオツカ上海」が保証会社となる「保証支援サービス」を提供する。
申請には現地法人の情報が必要になるが、保証支援サービスを利用することで現地法人を持たない日系企業の中国での利用を支援するという。
利用料金は、アフターサポートが年間20万円、保証支援サービスを1件当たり30万円となっている。
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