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年末年始のWinny利用はやや減少、Shareは増加:国内最多は変わらず
ネットエージェントが調査した年末年始のファイル共有ソフトの利用動向で、Winnyはやや減少したが、Shareの利用は増加した。
ネットエージェントは1月7日、年末年始におけるファイル共有ソフトウェアの利用動向の調査結果を発表した。2008年12月27日〜1月4日におけるWinnyとShare、LimeWire/Cabosのノード数を独自に調べた。
Winnyのノード数は1日当たり約24万で、前年同期と比較して約20%減少した。利用者数は2007年度半ばから緩やかに減少しているが、依然として国内最多であるという。
Shareは同17万が観測され、前年同期に比べて約10%増だった。2008年のゴールデンウィーク期間中と比較しても微増した。また、LimeWire/Cabosでは同260万が観測された。WinnyとShareの合計ノード数よりも6倍近く高い数値で、特に北米や欧州に利用者が多いという。
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