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EasyGuiを用いたPythonスクリプトの簡易GUI化Python MANIAX(2/3 ページ)

Google App EngineなどにPythonの可能性を感じるあなた。でも、Pythonスクリプトにグラフィカルインタフェースを実装するのは少々やっかいだ。本稿で紹介するEasyGuiを使えば、初心者でもPythonスクリプトをGUI化できるのだ。

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 次に手をつけるのは、検出されたレコードを表示するスクリプト部である。例えば既存レコードの全表示は、後記のコードブロックにて処理している。

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 ここでは、こうしたレコード一覧に対する改良として、textbox関数を用いたテキストボックス形式での表示をさせてみよう。ただしここのコードブロックに関しては、検出されたレコード群を1つの文字列にまとめるための変更を追加しておかなくてはならない。そうした処理の実装に当たっては、result_list = []ステートメントにより空のリストを作成しておき、該当するレコードを.appendメソッドによりこのリストへ追加していけばいい。こうして取得した文字列は、後記のようにパラメータの1つとしてtextbox関数に渡すことになる。

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 スクリプトの実行途中でユーザーの指定値に応じた制御を施すといった場合は、EasyGuiのboolbox関数が便利である。例えばPygmynoteのスクリプトではレコードの1つをアップデートする際に、ユーザーに対して当該レコードのノートとタグのどちらをアップデートするかの確認が行われるようになっており、該当するレコード中のフィールドが実際にアップデートされるのは、こうした確認を経た後の処理とされている。後記のコードブロックは、このような処理をするオリジナルのスクリプト部である。

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 boolbox関数を実行すると2つのボタンを配置したメッセージボックスが表示され、このうちユーザーが1番目のボタンをクリックすると関数の戻り値として1が返され、それ以外の場合は0が返されるという仕様になっている。これが実際にどのような操作となるかは、後記のような簡単なサンプルコードを試験的に実行してみればいいだろう。

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 ここでの使用例としては、boolbox関数を介して“Note”と“Tags”のボタンを表示させ、ユーザーの選択に応じた処理をスクリプトに実行させるようにしてみた。

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