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2010年ワールドカップに便乗のスパムが出現:個人情報を狙う
「2010年FIFAワールドカップのオンライン宝くじで85万ドルが当たりました」とうたうメールが見つかった。
2010年に南アフリカで開かれるFIFAワールドカップに便乗したスパムメールが早くも出現したと、セキュリティ企業のTrend Microがブログで伝えた。
それによると、問題のスパムメールは英語の文面で「2010年FIFAワールドカップのオンライン宝くじで85万ドルが当たりました」と記載され、当選番号などを併記してもっともらしく見せかけてある。
その上で、当選金を受け取るためと称して氏名、電話番号、職業といった個人情報を提供するよう促している。ユーザーがこうした手口にだまされれば、当選金を受け取るどころか金銭をだまし取られかねないとTrend Microは言い、この手のメールは無視するよう忠告している。
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