米タレントのパリス・ヒルトンの公式サイトがハッキングされ、不正コードが仕掛けられたとセキュリティ各社が伝えた。
F-SecureやTrend Microによると、同サイトには数日前に不正iFrameが挿入され、ユーザーがサイトにアクセスするとポップアップ画面が表示されてFlash Player更新版のダウンロードを促される状態になっていた。
しかしこのファイルの実態はマルウェアで、感染すると外部のサイトに接続してファイルを取得しようとするという。
F-Secureによれば、1月15日の時点で問題の不正iFrameは削除されたもよう。しかし攻撃側は人気サイトをハッキングする傾向が強まっており、100%信頼できるサイトなど存在しないと警鐘を鳴らしている。
関連記事
- 「最も危険なセレブ」はブラピ? McAfee報告書
ネット検索で表示されるブラッド・ピットのスクリーンセーバーは要注意だ。 - 「アンジェリーナ・ジョリーのヌード」で誘うスパムにご注意
このメールは米女優アンジェリーナ・ジョリーのヌード写真をエサに、不正リンクをクリックさせようとする。 - 「歌姫」「セレブ」からのポルノスパムに注意 トロイの木馬に感染の恐れ
ブリトニー・スピアーズやパリス・ヒルトンの名前が件名に入ったメールが大量にばらまかれた形跡があるとG DATA Softwareは発表。リンク先をたどるとトロイの木馬に感染する可能性があるという。 - パリス・ヒルトンのビデオで誘うトロイの木馬スパム出現
パリス・ヒルトンのゴシップ絡みでユーザーをだまそうとするスパムが出回っている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.