IBM、コラボレーションSaaS「LotusLive」立ち上げ
IBMがGoogle AppsやMicrosoftのWindows Liveに対抗するクラウドコンピューティングサービスとして「LotusLive」を公開し、LinkedIn、Salesforce.com、Skypeとの提携を発表した。
米IBMは1月19日、クラウドベースのビジネス向けソーシャルネットワークおよびコラボレーション統合サービスの「LotusLive」を発表した。
LotusLiveは、電子メール、コラボレーション機能、Web会議サービスなどのLotus機能がSaaSとして利用できる、クラウドWeb版Lotusともいえる新サービス。
LotusLiveには、昨年10月に発表されたIBMのオンライン会議ツール「Lotus Sametime Unyte」とコラボレーションツール「Bluehouse」が、それぞれ「LotusLive Meetings」「LotusLive Engage」として含まれる。
LotusLiveはWebベースのオープンな標準とビジネスモデルを基盤に構築されており、他社のアプリケーションと簡単に統合することができるという。
既にLinkedIn、Salesforce.com、Skypeが、LotusLiveとの統合を発表している。
LotsuLiveユーザーは、シームレスにLinkedInにアクセスし、ネットワークを検索したり、加入者のプロフィールを見ることができる。
Salesforce.comでは、同社のCRMソリューションとLotusLiveの統合で、顧客とのやりとりが容易になる。またSkypeとの統合で、LotusLiveから直接Skypeが利用可能になる。
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