米Googleは1月27日、Gmailのオフライン機能を米国と英国のGmail Labsで試験的に公開した。
この機能をオンにすると、GmailはGoogle Gearsを利用してメールデータのローカルキャッシュをダウンロードする。ネットワークに接続している限りこのキャッシュはGmailサーバとシンクロし、接続が切断されると自動的にオフラインモードになる。ユーザーはオンラインの時と同様にメールを読んだりラベルをつけたりでき、オフラインで作成したメールは次にオンラインになった時に送信される。
電車の中など接続が不安定な場合、「flaky connection mode(あてにならない接続モード)」を選択すると、Gmailはローカルキャッシュを参照しつつバックグラウンドでサーバとシンクロし続ける。
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