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Kasperskyのサイトに不正アクセス攻撃:データベースが狙いか
攻撃側はKasperskyのデータベースにアクセスしたと公言したが、Kasperskyはこれを否定している。
ロシアのセキュリティソフトメーカーKaspersky Labは2月9日、米国版の同社公式サイト「usa.kaspersky.com」がハッキング攻撃を受けたと発表した。
Kasperskyの説明によると、ハッキングは成功せず、攻撃者がWebサイト上の制限をかけられた情報にアクセスできなかったという。しかし、この攻撃によって同サイトに脆弱性が見つかり、直ちに解消する措置を取ったとしている。
一方攻撃側は、KasperskyのデータベースにアクセスしたとHackersBlogのサイトで公言。個人情報を含んだスクリーンショットの掲載は控えるとしながらも、データベースのテーブル名一覧を公表した。
これについてKasperskyは、攻撃側がユーザー情報にアクセスしたと公言しているのは事実と異なると強調している。
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