米Hewlett-Packard(HP)が2月18日に発表した第1四半期(11月〜1月期)決算は、売上高は前年同期比1%増の288億ドル(為替変動の影響を除くと4%増)、純利益は同13%減の18億5400万ドル(1株当たり75セント)だった。
売上高を部門別にみると、パーソナルシステムズ部門の売上高は前年同期比19%減の88億ドルで、うちノートPCが13%減、デスクトップPCは25%減だった。出荷台数は4%減となっている。その他の部門は、イメージング・プリンティング部門の売上高が前年同期比19%減の60億ドル、エンタープライズストレージ&サーバ部門は18%減の39億ドル、サービス部門はElectronic Data Systems(EDS)の買収により116%増の87億ドル、ソフトウェア部門は7%減、ファイナンシャルサービス部門は1%減だった。
地域別では、北南米地域は前年同期比11%増、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域が同3%減、アジア太平洋地域が11%減で、米国外での売り上げが全体の65%を占めた。またBRICs諸国での売り上げは前年同期比22%減で、全体の7%を占めたという。
2009年第2四半期(2〜4月期)については、売上高は前年同期比2〜3%減、純利益は1株当たり0.70〜0.72ドルと下方修正した。通年の業績は売上高が前年比2〜5%減、純利益は1株当たり3.19〜3.31ドルとみている。
関連記事
- HP、8〜10月期売上高は19%増
売上高の336億ドルには、8月に買収したEDSからの売り上げ39億ドルが含まれる。 - 第3四半期の世界ノートPC出荷台数、前年同期比40%増――iSuppli調べ
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.