ニュース
NECのStarOffice X、セキュリティ国際標準規格「ISO/IEC15408」を取得:グループウェアでは国内初
NECのStarOffice Xシリーズが「ISO/IEC15408」の認証を取得した。グループウェア製品としては国内初となる。
NECは7月8日、同社のコラボレーティブソフトウェア「StarOffice Xシリーズ」が情報セキュリティ領域の国際標準規格「ISO/IEC15408」の認証を取得したと発表した。グループウェア製品では国内初。
セキュリティインシデントが増加する中、その対策が企業において急務であることは言うまでもない。事情は行政機関においても同様であり、内閣官房情報セキュリティセンターから「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準」が示されるなど、情報システム調達の際に、「ISO/IEC15408」認証を取得した製品を選ぶことが推奨されつつある。今回の認証取得は、その動きに対応したものといえよう。
NECでは「StarOffice Xシリーズを採用したユーザーは、国際標準規格に準拠したセキュアな文書管理を利用できる」としている。
関連記事
- NEC、SaaS基盤事業を強化
NECは、SaaSを利用したアプリケーションサービスとマネージドサービスを強化する。同社のSaaS基盤に関わるパートナー企業の支援制度も導入する。 - NEC、StarOfficeシリーズに内部統制支援ソフトを発売
NEC、コラボレーションソフトウェア製品群「StarOffice」に内部統制の運用を支援する「Audit Manager」の最新版を追加する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.