Mozilla FoundationはFirefoxブラウザの更新版となる「Firefox 3.5.3」と「Firefox 3.0.14」をリリースし、複数の深刻な脆弱性に対処した。
Mozillaのアドバイザリーによると、Firefox 3.5.3では「FeedWriterによるクローム特権昇格」の問題など4件の脆弱性が修正された。このうち3件は、重要度が4段階で最も高い「最高」となっており、任意のコード実行などに利用される恐れがあった。
Firefox 3.0.14ではこの4件に加えて、セキュリティモジュールの追加・削除にまつわる問題も修正している。こちらの重要度は下から2番目の「中」程度となっている。
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