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腕時計の時間を進めては“いけない”理由オルタナブログ通信(3/4 ページ)

約270人のブロガーが、ITにまつわる時事情報などを日々、発信しているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。その中から今回は「腕時計」「iPhone」「課金」「電子書籍」「信号」について紹介しよう。

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iPhoneって使いづらい?

 はじめはアイコンを長押しすると揺れてバツ印が出てくるなども知りませんでした。電車に乗っている時カバンの中に入れているとその現象がおこっていました。「あれ、電車の揺れでアイコンも合わせて揺れているのかな?」。ロックもかけていなかったので、よく勝手にアイコンが消えたりもしていました。

 「こんなの買わなきゃよかったー,いらなーい!」からiPhoneにハマっていった女性:坂本史郎の【朝メール】より


 日本の携帯電話市場でも、スマートフォンの占める割合が随分と増えてきた。筆者が利用しているいわゆる“ガラケー”も、その後継機種はディスプレイをまるでスマートフォンのように操作可能な仕様になっている。

 スマートフォンといえば、やはりiPhoneだろう。普通の携帯電話機種からiPhoneに切り替えたある女性の体験談を紹介してくれたのが、坂本史郎氏「坂本史郎の【朝メール】より」の「こんなの買わなきゃよかったー,いらなーい!」からiPhoneにハマっていった女性だ。これは、なかなか興味深いエントリーだ。「携帯電話は通話とメールができれば十分」というスマートフォンに特に魅力も感じていない女性が、あまり深く考えずにiPhoneに機種変更をする。問題はその後である。

 「こんなの買わなきゃよかったー、いらなーい!」

 iPhone購入直後、使い方がよく分からなかった彼女は、だんだん面倒になって端末を投げ出してしまうのである。確かにiPhoneに限らずスマートフォンは、これまでの携帯電話とは違う。同じ感覚で触ろうとすれば、戸惑うのは当然だ。

 でも自分のiPhoneであるから、投げ出していても仕方がない。いろいろと触れていき、またiPhoneユーザーに教えてもらったりするうちに、すっかりiPhoneにはまっていったというのだ。「新しいことをやったりみたりするのはやっぱり楽しいな」――最近忘れていたそんな感情を、iPhoneは思い起こさせてくれたという。

 新しいものは、触れて、使わないとその真価は分からないものだろうか。大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」の「iPhoneって使いづらいよね、使ってないけど」では、iPhoneを使いづらいという人は、「使いづらいから、(実際には)使ってない」ということを紹介してくれた。

 もし、この事例のようにiPhoneを会社から支給されているにもかかわらず、使いづらいと思って使っていない人がいたら、それはもったいないことだ。スマートフォンに限らず、新しいものに触れる機会があるならば、積極的に触れて、活用していこう。そこから何かが見えてくるに違いない。

ネットでの課金方法について考える

 企業でも個人でも、安心して簡単に使える少額課金の仕組み、これも電子書籍の普及には必要だろうなぁと思うところ。フロントはPayPalみたいなサービスで、個人向けにはクレジットカード、企業向けには裏で請求書発行してくれるようなものがあればいいのかもしれない。

 課金方法について考える:むささびの視線


 ネットを使って新しいビジネスを開始するときに考えなければならないのは、収益を上げるために、どのような課金システムを利用するかということだ。谷川耕一氏「むささびの視線」の課金方法について考えるでは、この方法について考察している。また、このエントリーを受けて書かれた山口陽平氏「一般システムエンジニアの刻苦勉励」のこの先どうなる?インターネット決済も、参考になるだろう。

 方法はいくつも用意されているが、どれも一長一短ある。自分の行いたいこと、そして利用するユーザーにとって、最も効率的かつ無駄のないシステムを採用するのが好ましいが、そう都合の良いものはなかなかないのだなあと考えさせられた。

 今後はインターネットを通じた決済が増えていくことは間違いない。これからどのようにシステムが集約されていくのか、ユーザーとしても注目していきたいものである。

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