Windows XPは依然として世界で最も使われているOSだが、そのシェアは少しずつ低下しており、10月には60%を切った。
調査会社Net Applicationsによると、同月のWindows XPのシェアは59.07%。1年前は70%のシェアがあったが、徐々に減っている。Windows Vistaも一貫してシェアが減少し、12.88%となっている。
一方、Windows 7のシェアは18.24%と、1年前の発売から順調に伸びている。この1年の累計販売本数は2億4000万本で、7月にはWindows Vistaのシェアを抜いた。
OS | 10月 | 9月 | 8月 | 7月 | 6月 |
---|---|---|---|---|---|
Windows XP | 59.07% | 60.03% | 60.89% | 61.87% | 62.43% |
Windows 7 | 18.24% | 17.10% | 15.87% | 14.46% | 13.70% |
Windows Vista | 12.88% | 13.35% | 14.00% | 14.34% | 14.68% |
Mac OS X 10.6 | 2.79% | 2.72% | 2.59% | 2.48% | 2.47% |
(資料:Net Applications) |
Windows XPは発売から10年近く経過しており、Microsoftは2014年4月に同OSのサポート終了を予定している。
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