米Microsoftは2月10日、Internet Explorer(IE)9のリリース候補(RC)版を公開した。
RC版はスクリプトエンジンのほか全体的な高速化を施し、またβ版と比べてメモリ使用量が少なくなっていると同社は説明している。またCSS3 2D Transforms、HTML5 GeolocationなどのWeb標準のサポートも加えている。
またタブをアドレスバーの隣から下に移動してタブを開けるスペースを広げたるなどUIにも変更を加えた。セキュリティ、プライバシー対策として、オンラインでの行動追跡を防止する「Tracking Protection」、ActiveXコントロールをデフォルトでオフにしてサイトごとにオンにできる「ActiveX Filtering」などを盛り込んでいる。
RC版は特設サイトからダウンロードできる。Microsoftは正式版のリリースは「間もなく」としている。
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