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NEC、耐障害性を高めた新型ファクトリーコンピュータを提供開始:工場や公共施設の事業継続に活用
NECは、3台のHDDに同時にデータを格納する「トリプルミラーリング機能」などを備えたファクトリコンピュータを提供開始。電源ユニットも節電および長寿命化を図ったものとした。
NECは4月12日、耐障害性に特徴のあるファクトリコンピュータ「FC98-NXシリーズ FC-E21G」を発表した。同日より提供開始する。
同シリーズの利用分野は、半導体や精密機械などの製造・検査装置や、ビルおよび公共施設の監視制御システムなど。今回新たに3台のHDDに同時にデータを格納する「トリプルミラーリング機能」に対応し、2台のHDDで障害が発生した場合でも残りの1台を使って継続稼働できる。また電力交換効率を従来機種から約20%改善し、節電効果を高めるとともに、発熱そのものを低減し、電源ユニットの長寿命化を図った。
価格は構成により42万8000円から。NECは今後5年間で3万台の販売を見込んでいる。
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