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Google、検索結果に関連カテゴリーを表示
「日本食」では「すし、ラーメン、うどん、……」というジャンルが、「ピカソ」では作品画像がまとめられたカテゴリーが、検索結果として表示されるようになった(英語版の機能)。
米Googleは6月16日(現地時間)、検索結果に関連するカテゴリーの項目一覧を表示する機能を追加したと発表した。英語版Google検索で利用可能だ。例えば「british rock bands(英国のロックバンド)」を検索すると、検索結果ページの一番下に「Top references for british rock bands」としてローリング・ストーンズ、ビートルズ、ピンク・フロイドなど、代表的なバンド名が表示される。日本食、ギリシャの哲学者、バスケットボール選手、などでも同様なカテゴリーが表示される。
画家の名前の場合は「Artwork searches for 検索語」でその画家の作品画像の一覧が、映画のタイトルの場合は「Actor searches for 検索語」として出演俳優の写真一覧が、俳優名では「Movie searches for 検索語」として出演した映画作品の画像が、カテゴリーとして表示される。
この機能は、Googleが2009年に実験プロジェクトとしてスタートした検索サービス「Google Squared」の技術を応用しており、検索キーワードが含まれるページに頻出する固有名詞などをアルゴリズムで分析して表示しているという。
Googleは、この機能は人間による検索の複雑さを検索アルゴリズムに取り入れる取り組みの一環であり、今後さらに機能を強化していくとしている。
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