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セガ子会社に不正侵入で129万人の個人情報が漏えい――LulzSecはサポート表明
セガの欧州子会社に不正侵入があり、氏名やメールアドレス、パスワードが漏えいした。ハッカー集団「LuzSec」は、ドリームキャストを愛しているからセガを攻撃したハッカーの撲滅を助けたいとツイートした。
ゲームソフト大手のセガは6月17日、欧州子会社の英SEGA EUROPEが運営するサービス「SEGAPASS」に外部から不正アクセスがあり、全会員に相当する129万755人分の顧客情報(氏名、生年月日、メールアドレス、暗号化されたパスワード)が漏えいしたと発表した。クレジットカード情報などは含まれていないという。
SEGA EUROPEは不正アクセス判明後、すぐにサービスを停止し、現在漏えいの原因や経路について解明に取り組んでいるとしている。
Sony Picturesや任天堂、米連邦捜査局(FBI)関連組織などのWebサイトに相次いで攻撃を仕掛けているハッカー集団「LulzSec」はセガの発表後、Twitterで「セガよ、われわれに連絡を。君たちを攻撃したハッカーの撲滅を助けたい。われわれはドリームキャストを愛している。やつらは墜落している」とツイートし、今回の攻撃の主体ではないことを示した。
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