ニュース
Google、Motorolaの携帯部門を買収 Androidの成長加速へ
Googleが、Androidタブレット/スマートフォンを開発・販売するMotorolaの携帯電話部門を買収。Googleは大手端末メーカーを傘下に収めるが、「Androidはオープンなままだ」という。
米Googleは8月15日、Androidスマートフォン/タブレットを開発・販売する米Motorola Mobilityを約125億ドルで買収すると発表した。買収でAndroidエコシステムの成長を加速し、モバイル分野での競争力を強化するとしている。
Motorola Mobilityは、Motorolaからモバイル端末やセットトップボックス(STB)事業を分社化して今年1月に発足。タブレット「XOOM」やスマートフォン「DROID3」などAndroid端末も製造している。
買収後もMotorola Mobilityは存続し、AndroidのライセンシーとしてAndroid端末の開発を進める。Googleは「Androidはオープンなままだ」と説明している。
Googleのラリー・ペイジCEOは「2社はともにAndroidエコシステムの成長を加速するユーザー経験を創造し、コンシューマー、パートナー、開発者に利益をもたらしていく。GoogleファミリーはMotorolaを歓迎する」とコメントしている。
関連記事
- 新生Motorola Mobility、NYSEに上場
Motorolaの分社化が完了し、消費者向けスマートフォンやタブレットを扱うMotorola Mobilityと企業向けソリューションのMotorola SolutionsがNYSEに上場した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.