Samsung、Galaxyブランドの新Android端末4機種を発表
若者向けの「Galaxy Y」から高機能エンターテインメントモデル「Galaxy W」までの4機種が、Galaxyシリーズに加わる。
韓国のSamsung Electronicsは8月24日(現地時間)、「Galaxy」ブランドのAndroid搭載スマートフォンとして、新たに4機種を発表した。いずれもAndroid 2.3(コードネーム:Gingerbread)を搭載する。
同社のヒット製品「Galaxy S II」は最上位のフラグシップモデルとして継続し、新たな4機種でラインアップを充実させる。各モデルの製品名は、「Galaxy」と位置付けを象徴するアルファベット1文字、場合により「Pro」などの特徴を示す言葉で構成される(Galaxy SのSは「Super Smart」)。ProはQWERTYキーボード搭載を意味し、「Plus」は既存モデルからのアップグレードを、「LTE」はLTEネットワークへの対応を示す。
Galaxy W
WはWonder(驚嘆)を表し、エンターテインメントに重点を置いたモデル。ゲームや音楽、ソーシャルサービスの使いやすさが特徴だ。ディスプレイは3.7インチでカメラは500万画素、プロセッサは1.4GHz。内蔵SDは4Gバイトと新機種中で最も大容量だ。サイズは115.5×59.8×11.55ミリで重さは111.5グラム。
Galaxy M Pro
MはMagical(魔法のような)という意味で、低価格で高性能を提供するビジネス向けモデル。Exchange Active Sync、Sybase Afaria、CISCO Mobile、CISCO WebExをサポートする。QWERTYキーボードを搭載し、ディスプレイは2.66インチ、カメラは500万画素、プロセッサは1GHz。サイズは113.5×65.99×9.97ミリと薄型だ。
Galaxy Y
YはYoung(若さ)を表し、エントリーモデルになっている。ディスプレイは3.0インチ、カメラは200万画素、プロセッサは832MHz。サイズは104×58×11.5ミリで重さは97.5グラム。
Galaxy Y Pro
QWERTYキーボードを搭載したエントリーモデル。Yとはキーボード以外のスペックも微妙に違う。ディスプレイは2.8インチ、カメラは300万画素、プロセッサは832MHz。
価格と発売時期については明らかにされていない。なお、今回発表した4機種以外に、「Royal(最高の)/Refined(洗練された)」を表す「R」を冠した「Galaxy R」も準備している。
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