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Google、レコメンデーションアプリのClever Senseを買収 プレイス強化へ
Googleが、機械学習でユーザー好みのレストランやショップを推薦するモバイルアプリ「Alfred」を提供するClever Senseを買収した。
米Googleが、レコメンデーションアプリメーカーの米Clever Senseを買収した。Clever Senseが公式サイトで発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。
Clever Senseは、2008年にスタンフォード大学工学部の2人の卒業生が創業したカリフォルニア州マウンテンビューに拠点を置く非公開企業。米AppleのiOSおよびGoogleのAndroid向けに、位置情報を基にユーザー好みのレストランやショップを推薦する無料アプリ「Alfred」を提供している(米国のみ)。同アプリは機械学習機能を採用しており、ユーザーが使い込むほど好みに合った結果を得られるようになっているという。同社は、Alfredを米国外の地域でも提供しようとしていた。
Clever SenseのチームはGoogleに編入され、Googleのローカルビジネスと潜在顧客を結び付ける取り組みに参加するという。Googleは「Googleプレイス」やクーポンサービス「Google Offers」で地域情報サービスを展開している。
Googleは地域情報サービス強化の目的で、8月にクーポン情報集約サイトの米Dealmapを、9月に老舗のレストランガイド米Zagatを買収している。
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