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米タブレットユーザー、年末商戦を挟んで倍増――Pew Internet調べ
2011年12月上旬の時点で10%だった米国でのタブレットおよび電子書籍リーダー所有者の割合が、年末商戦を挟んだ2012年1月上旬には19%にまで伸びた。
米国では、タブレットおよび電子書籍リーダー所有者の割合が、2011年末のホリデーシーズンを挟んで倍増した。米非営利調査機関Pew Research Centerは1月23日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
2011年11月16日〜12月21日に、米国在住の16歳以上の2986人を対象に行った調査では、タブレットおよび電子書籍リーダー所有者はそれぞれ全体の10%だった。2012年1月5日〜8日、1月12日〜15日にそれぞれ1000人、1008人を対象に行った調査では、こうした端末の所有者割合が19%とほぼ倍増した。
所有者倍増の要因は、年末商戦でさまざまな端末がディスカウント価格で販売されたことだとPewは指摘する。米Amazon.comのKindleシリーズや米Barnes and NobleのNookシリーズの中には、100ドル以下の製品もある。Amazon.comは、12月に「Kindle」が全シリーズを合わせて400万台以上売れたと発表している。
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