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Ciscoが6件のセキュリティ情報を公開、コード実行やサービス妨害の脆弱性に対処
Cisco Cius Software、Unified Communications Manager、Wireless LAN Controllerなどの製品に脆弱性が存在する。
米Cisco Systemsは2月29日、6件のセキュリティ情報を公開し、リモートコード実行やサービス妨害(DoS)など多数の脆弱性に対処した。脆弱性は以下の製品に存在する。
- Cisco Cius Software(Androidベースの企業向けモバイルコラボレーションソフト)
- Cisco Unified Communications Manager
- Cisco Business Edition
- Cisco Unity Connection
- Cisco Wireless LAN Controller (WLC)
- Cisco TelePresence Video Communication Server
- Cisco Small Business SRP 500 Series
これら製品の脆弱性を悪用された場合、攻撃者による任意のコード実行、サービス妨害(DoS)状態の誘発、権限昇格、セキュリティ制限の回避などが可能になる恐れがある。危険度は最も高いもので、共通指標CVSSのベーススコア9.0(最大値は10.0)となっている。
Ciscoは無料ソフトウェアアップデートを公開して各製品の脆弱性に対処したほか、アドバイザリーで回避策について解説している。
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