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Google、PCとモバイルでの位置情報検索結果共有機能を発表
PCで調べたレストラン情報などを、iPhoneやAndroidのGoogle検索ページで1タップで表示できるようになる。
米Googleは3月5日(現地時間)、PCで検索した位置情報の結果をAndroidやiOSなどのモバイル端末で表示する機能を追加したと発表した。数日中に全ユーザーが利用できるようになる見込みだ。
この機能を利用するには、Googleアカウントでログインし、検索の設定でWeb履歴を有効にしておく必要がある。なお、モバイル端末のWebブラウザで開くWebアプリ版Google検索の機能のため、モバイル端末にアプリをダウンロードする必要はない。
モバイル端末のWebブラウザでGoogle検索のページを開くと、右図のようにページの下部にアイコンが表示されるようになる。左端の「Recent」をタップすると、直前にPCやMac、他の端末で同じGoogleアカウントでログインしたまま検索した位置情報の結果が表示される。Recent以外のアイコンは、ジャンル別に検索結果を表示するもののようだ。
従来はPCで検索した結果をモバイルで参照するには、自分宛に結果をメールしたり、Evernoteなどのクラウドサービスに保存したりする必要があったが、この機能を使えばそうした手間が省ける。
この機能は、Googleが3月1日に実施したプライバシーポリシー更新の結果、可能になったものだ。
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