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Twitter、ソーシャル分析企業のHotspots.ioを買収
企業によるビジネス活用促進に取り組むTwitterが、ソーシャル分析ツールを手掛ける新興企業Hotspots.ioを買収した。
米Twitterがソーシャル分析企業のHotspots.ioを買収した。Hotspots.ioが公式サイトで発表した。
Hotspots.ioは、2010年創業のサンフランシスコに拠点を置く非公開企業。買収された段階でまだサービスの提供は開始しておらず、公式サイトには「企業や個人がソーシャルメディアのROI(投資収益率)を最大化するための分析ツール」の提供を目的に同社を立ち上げたというメッセージがある。そうしたツールのサンプルとして、2012年のスーパーボウル放映時のCMに関する分析結果が公開されている。
この分析結果では、スーパーボウル中に放映されたCMへのTwitterでのメンション数の時系列の推移やメンション数のランキングなどが分かる。
Hotspots.ioのチームはTwitterの“収益エンジニアリング”チームに入り、Twitterの広告およびパブリッシングパートナー向けの分析ツールの開発に従事するという。
来日中のTwitterのディック・コストロCEOは4月16日の会見で「Twitterのリアルタイム情報発信、配信という能力を活用し、あらゆる端末に情報を発信する真の意味でのリアルタイムプラットフォームにして企業がTwitterをビジネスでより活用できるようにする」と語っている。
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