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Microsoft、Windows Phoneの翻訳アプリに“かざして翻訳”やオフライン機能を追加
Windows Phoneの純正翻訳アプリがアップデートされ、カメラでスキャンしたテキストの翻訳や、オフラインでの翻訳が可能になった。
米Microsoftは4月16日(現地時間)、Windows Phone端末向けの翻訳アプリ「Translator」をアップデートし、端末のカメラで写したテキストを翻訳する機能や、オフライン翻訳機能を追加したと発表した。
カメラをかざしたテキストを翻訳
Windows Phone端末のカメラを標識やメニューなどにかざすと、アプリがテキストをスキャンし、指定した言語の翻訳を画面上にオーバーレイ表示してくれる。英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語(簡体字)を読み取れる。翻訳先の言語は日本語を含む30語以上だ(リストはこちら)。
オフライン翻訳
通常の翻訳はGoogle翻訳と同様にネットワーク接続環境が必要だが、あらかじめ必要な言語パックをダウンロードしておけば、オフラインでも翻訳が可能だ。紹介動画を見ると、少なくともフランス語、イタリア語、ドイツ語、中国語(簡体字)の言語パックがあるようだ。
音声翻訳
音声翻訳での入力/出力に対応する言語は英語(米国および英国)、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語。音声入力をテキストに翻訳する場合は30カ国語以上に翻訳できる。
Translatorアプリは、Windows Phone Marketplaceから無料でダウンロードできる。対応OSはWindows Phone 7.5以上。
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