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米インターネット広告の2011年の売上高は22%増の310億ドル モバイルが躍進――IAB調べ
2011年の米国におけるインターネット広告売上高は過去最高の310億ドル。検索広告が総売上の約半分を占めるが、成長率ではモバイル広告が149%増と目覚ましかった。
米ネット広告団体Interactive Advertising Bureau(IAB)と米コンサルティング企業PricewaterhouseCoopersは4月18日(現地時間)、米国におけるインターネット広告に関する調査結果を発表した。
2011年のインターネット広告全体の売り上げは、前年比22%増の310億ドルで、過去最高を記録した。
内訳では、検索広告が前年比26.6%増の148億ドルと、過去5年間変わらずの圧倒的なシェアだった。以下のグラフを見ると、クラシファイド広告とリードジェネレーション広告が徐々に減少していることが分かる。一方、2010年に登場したモバイル広告が倍以上に伸びている。
さらに、以下のグラフでは、モバイル広告が前年比148.8%増と飛躍的に成長したことが分かる。
価格決定モデルでは、クリック課金や成功報酬制のパフォーマンスベースが前年比で3ポイント増え、インプレッションベースのCPM課金が2ポイント、ハイブリッドが1ポイント減った。
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