NTTデータは4月19日、日本企業向けにオフショア開発を行う子会社をミャンマーに設立すると発表した。今年9月の開設を予定しており、当初は約50人の人員でスタートする。5年後に500人体制を目指す。
オフショア開発に加えて、日本からミャンマーに進出した企業のサポートや、現地の金融機関および官公庁向けビジネスの展開も視野に入れる。
同社は現在、中国、インド、ベトナムにオフショア開発拠点を持つが、ニーズの高まりを受けて、コスト競争力があることやミャンマー語と日本語の類似性があることなどを評価して、ミャンマーに新たな拠点を設立する。
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