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Google、GmailのビデオチャットをGoogle+のハングアウトに切り替え
Gmailのビデオチャット機能がハングアウトになり、グループチャットやGoogle Docsの共同編集が可能になる。
米Googleは7月30日(現地時間)、Gmailのビデオチャット機能を、Google+のビデオ会議機能「ハングアウト」に切り替え換えると発表した。同日から数週間をかけて、まず個人のGoogleアカウントで、その後Google Appsのアカウントで、段階的に切り替えていく。
Gmailには2008年にボイス/ビデオチャット機能が追加された。Googleは、ハングアウトはGoogleのネットワークを使っており、P2Pベースの従来のビデオチャット機能より信頼性が高く、高品質だと説明する。
Google+のプロフィールを作成していなくても従来同様の1対1のビデオチャットが可能だ。Google+のプロフィールを作成していれば、9人まで招待できるグループチャットが可能だ。また、相手がGmailを立ち上げていなくても、Google+を起動していればチャットに招待できる。
GoogleはGoogle+をあらゆるサービスと統合しようとしている。今年の1月から、新規にGoogleアカウントを作成すると自動的にGoogle+に加入するようになった。ハングアウトでは、Google Docsのドキュメントを共同編集したり、YouTubeの動画を一緒に視聴したりできる。同社は第2四半期(4〜6月)の業績発表の際、Google+のユーザー数を約2億5000万人と発表した。
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