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Google、ソーシャル広告キャンペーンツールのWildefireを買収
Googleが、企業向けにFacebookやTwitter、YouTubeでの広告キャンペーンを制作するツールを手掛けるWildfireを買収した。
米Googleは7月31日(現地時間)、Facebookをはじめとするソーシャルサービスでの広告キャンペーンツールを手掛ける米ソーシャルマーケティング企業Wildfireを買収したと発表した。買収総額などの詳細は公表されていないが、米All Things Dによると、約2億5000万ドルという。
Wildfireは2008年創業のカリフォルニア州レッドウッドシティに拠点を置く非公開企業。企業がFacebook、Twitter、GoogleのYouTubeやGoogle+、Pinterest、LinkedInなどで広告キャンペーンを実施するためのツールを提供している。現在の顧客は、ソニー、Virgin、Amazon.comなど、1万6000社以上という。
買収後もこれらの顧客へのサービス提供およびサポートは従来通り継続するとしている。
GoogleはWildfireを買収することにより、Google Analytics、Admeld、DoubleClickといった広告関連事業に加え、ソーシャルマーケティングツールを手に入れたことになる。
Wildfireの競合だったBuddy Mediaはsalesforce.comが、VitrueはOracleが買収している。
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