「Metroスタイル」は「Windows 8スタイル」に?──米ZDNet報道
Microsoftは、ライブタイルが特徴のWindows 8およびWindows Phoneのユーザーインタフェースの呼称を「Metro」から「Windows 8」に変更するようだ。Lenovoは既に公式ページでMetroスタイルアプリを「Windows 8アプリ」としている。
米Microsoftは“コードネームとして使っていた”「Metroスタイル」という呼称を「Windows 8スタイル」にするようだ──。米メディアZDNetのメアリー・ジョー・フォリー氏が情報筋の話として8月9日(現地時間)に伝えた。同氏はまた、Lenovoが同日発表したWindows 8搭載タブレット「ThinkPad Tablet 2」の紹介ページで「Metroスタイルアプリ」に相当するアプリを「Windows 8アプリ」としていることに触れ、「既にOEMにもお達しがあったようだ」としている。
フォーリー氏の情報筋によると、Microsoftが公式なガイダンスとして“Metroスタイルアプリケーション”は“Windows 8アプリケーション”に、“Metroユーザーインタフェース”は“Windows 8ユーザーインタフェース”に、“Metroデザイン”は“Windows 8スタイル”に置き換えると伝えたという。
Microsoftは呼称変更の理由を明らかにしていないが、ドイツの企業METRO GROUPが「Metro」を商標登録していることに関連するとみられている。
Metroという呼称は当初、Windows Phone 7のデザインフレームワークに使われた。ライブタイルやパノラマユーザーインタフェースを特徴とするこのデザインフレームワークはその後、Windows Phone 8だけでなく、Windows 8でも採用された。フォーリー氏によると、MicrosoftはWindows Phoneのユーザーインタフェースについても“Windows 8ユーザーインタフェース”とするようだ。
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