Intel、Ultrabookの音声・ジェスチャー入力機能を発表 年内に対応PCが登場
IntelがWindows 8搭載Ultrabook向け音声・ジェスチャー入力、顔面認識対応アプリケーションを開発する「Intel Perceptual Computing SDK」のβ版を10月にリリースする。
米Intelは9月11日(現地時間)、サンフランシスコで開催の開発者向け会議「Intel Developer Forum 2012」において、米Microsoftの次期OS「Windows 8」搭載PC向けの音声・ジェスチャー入力アプリを開発できるSDK「Intel Perceptual Computing Software Development Kit(SDK)」を発表した。10月にβ版の無料ダウンロードを開始する。
このSDKにより、Intel Coreプロセッサ搭載のUltrabookおよびPCで稼働するジェスチャー・音声認識、顔面認識、オブジェクトトラッキング機能を利用するアプリを開発できる。米Dellが、音声入力機能を搭載するUltrabook「Dell XPS13」を第4四半期初頭に米国で発売する計画という。同モデルでは、米Nuance Technologyの音声認識技術をCoreプロセッサに最適化した「Dragon Assistant Beta」を採用する。
米Creative Technologyが、Perceptual Computing SDKをサポートするカメラと開発キットを第4四半期に公開する。この「Interactive Gesture Camera」は、高精細のWebカメラと赤外線センサー、マイクを搭載しており、音声とジェスチャーでの入力に対応する。
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