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Twitter、動画サービスのVineを買収 公式アプリに動画機能追加へ──AllThingsD報道
Twitterが、公式アプリに欠けている動画アップロード機能を追加する狙いで、動画共有サービスの新興企業Vineを買収したと、AllThingsDが報じた。
米Twitterが、動画共有サービスの新興企業Vineを買収したと、米AllThingsDが10月9日(現地時間)に報じた。
Twitterはコメントを拒否しているが、Vineの技術で公式アプリに動画アップロード機能を追加する狙いとみられる。現在公式アプリには動画アップロード機能がなく、「設定」でサードパーティー製のアプリ(yFrog、TwitVid、Mobypicture、Posterous、Vodpod)を選択するようになっているが、動画機能が追加されれば、画像アプリと同様にサードパーティーアプリは選択不能になるだろう。
Vineは、まだ公式にはサービスをスタートしていない、ニューヨークに拠点を置く新興企業。ランディングページによると、iPhoneで撮影した動画をネットで共有するアプリを提供する計画という。AllThingsDは、買収後にこのサービスがリリースされる可能性もあるとしている。
同サービスは一部のαブロガーにクローズドで提供されているようで、米TechCrunchのコラムニスト、MG・シーグラー氏などがVineの動画を添付したツイートを投稿している。
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