ニュース
Google、Webアプリ開発向け新言語「Dart」の安定版SDKをリリース
Googleが、1年前に発表したオープンソースのWebアプリ開発向け言語「Dart」の安定版SDKをWindows、Mac、Linux向けに公開した。SDKにはネイティブVMをサポートするChromeブラウザのビルドも含まれる。
米Googleは10月16日(現地時間)、昨年10月に発表したWebアプリ開発向け新言語「Dart」の安定版SDKをリリースしたと発表した。Windows、Mac、Linux用のSDKをDartのページからダウンロードできる。
Dartは、クラスベースのオブジェクト指向言語。Dartのページにはサンプルプログラムやドキュメントが多数用意されている。実行方法としては、Webブラウザ上のネイティブな仮想マシン(VM)で実行するか、コンパイラでJavaScriptに変換するかの2つの方法があり、新SDKにはDartのVMをサポートするChromeブラウザのビルド「Dartium(ニックネーム)」が含まれる。
Googleは向こう数カ月にわたり、バックワードの互換性を維持しつつパフォーマンス向上と機能追加に注力していくとしている。
関連記事
- Twitter、Webアプリ開発ツール「Bootstrap」のバージョン2.1をリリース
- Google、オープンソースのプログラミング言語「Go」の安定版をリリース
- Google、Webアプリ開発向け新言語「Dart」を発表
- Microsoft、無料のWeb開発ツール「WebMatrix」リリース
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.