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水登社、Windows 7移行でアプリ仮想化を実施:導入事例
生産用機械器具メーカーの水登社は、VMware ThinAppによるレガシーアプリケーションの仮想化を採用してシステム移行コストを大幅に抑制した。
生産用機械器具メーカーの水登社が、クライアントPC環境のWindows 7への移行に伴ってVMware ThinAppによるアプリケーション仮想化を実施し、業務システムの移行などのコストや期間を削減したという。これを支援した双日システムズが発表した。
水登社ではMicrosoft Access 2000で構築した購買システムを運用していたが、Windows 7への移行では数千万円規模の改修が必要になることが判明。このため、ThinAppにアプリケーションの仮想化を採用したという。アプリケーションや関連するシステムファイル、レジストリ情報を仮想OSごと1つの実行ファイルにパッケージ化し、Access2000で構築した購買システムを既存のまま、Office 2010のクライアント環境でも問題なく動作できるようにした。
アプリケーション仮想化の費用は数百万円規模で、当初の10分の1に抑制。システムの改修期間も1カ月程度だった。
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