AIU保険は12月14日、サイバー攻撃によって全世界で発生する損害を補償する保険新商品「CyberEdge」を発売した。
新商品は、企業がサイバー攻撃を受けた際に各国のセキュリティ専門機関を紹介するなどのコンサルティングのほか、初期対応および証拠保全や侵入経路特定などでのフォレンジックス費用、損害賠償請求の場合に負担する賠償金を補償する。セキュリティ事故でコンピュータネットワークが中断した場合の逸失利益などの損害も保険の対象にしている。
商品対象は日本国内に本社を置くグローバル企業の日本や世界各国の拠点。同社は「撃撃先や被害エリアは、日本国内の拠点や日本人に限られないため、国境の分け隔てなく対策を講じることが求められている」と説明する。
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