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Samsung製プロセッサ搭載端末に脆弱性情報、Galaxyシリーズなどに影響か
Exynosプロセッサ搭載端末にroot権限取得につながる脆弱性が報告された。スマートフォンやタブレットをはじめ、多数の端末に採用されている。
韓国SamsungのARMプロセッサ「Exynos」を搭載した端末に、root権限を取得される恐れのある脆弱性が報告された。同プロセッサはサムスンのスマートフォンやタブレットをはじめ、多数の端末に採用されている。
脆弱性は、開発者フォーラムXDA Developersのユーザーが報告した。XDAに掲載された情報によると、Exynos 4412と4210のカーネルに脆弱性があり、同プロセッサを搭載した「Samsung Galaxy Tab 7.0 Plus」「Samsung Galaxy Tab 7.7」「Galaxy S II」「Samsung Galaxy Note II」などの端末や、中国Meizuの「Meizu MX」などの端末が影響を受けるという。
この脆弱性は、Play Storeからインストールしたアプリケーションを通じて悪用される恐れがあるとされ、メモリダンプやカーネルコード挿入などの危険が指摘されている。
XDAの別のユーザーは、この脆弱性を突いてroot権限を取得できることを実証したアプリケーションも公開している。
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