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Wi-FiとWiGigが統合を発表 60GHz帯の高速無線規格認証プログラムを年内立ち上げへ
2010年から60GHz帯でのWi-Fiサポートで提携してきたWi-Fi AllianceとWireless Gigabit Allianceが2013年中旬に合併する。
無線LAN技術の業界団体であるWi-Fi AllianceとWireless Gigabit(WiGig) Allianceは1月3日(現地時間)、2013年中旬をめどに合併することで合意に達したと発表した。
Wi-Fi Allianceは、「IEEE 802.11a/b/g/n」といった無線LAN規格の認証プログラムの策定や、普及促進に取り組む業界団体。一方のWiGig Allianceは、60GHz帯を使った無線通信規格の策定を手掛ける業界団体だ。両団体は2010年5月から、マルチギガビット高速無線ネットワーク技術で提携してきた。
両団体の活動を統合することで、より効果的な高速無線ネットワークソリューションの提供が可能になるとしている。60GHz帯を使ったWiGig製品のWi-Fi Allianceによる相互運用認証プログラムは2013年中に立ち上げの見込みという。
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